特別じゃない、ただ恋をしている。沖縄の離島を舞台にした胸キュンボーイズラブストーリー「海辺のエトランゼ」が劇場公開!

美しい大自然に包まれて、少年たちが繰り広げる純粋な恋愛模様。大ヒットBLコミックを繊細なタッチで描き出した劇場アニメが、9月11日(金)より全国公開。身も心もピュアになれること間違いなし!!

2019年にフジテレビから誕生した、BL(ボーイズラブ)専門に特化したアニメレーベル『BLUE LYNX』による劇場版アニメ第3弾『海辺のエトランゼ』が劇場公開される。

ボーイズラブというと、一部の方からは「手足が異様に長いマツゲぱちぱちの前髪男子たちが、艶めかしく伸びる不思議な唾液がダダ洩れのキスとかしちゃう漫画でしょ」と返ってきそうだけど、その情報はすっかり昭和です(私がそうでした…汗)。

原作は紀伊カンナさんによる漫画「エトランゼシリーズ」シリーズの1作目にあたる『海辺のエトランゼ』(続編にあたる『春風のエトランゼ』全1~4巻発売中)。「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2015」で5位にランクインしただけあって、ゲイが共感できるリアルな設定と世界観が魅力。またキャッチコピーが「心が洗われるようなボーイズラブ」の通り、絵柄も爽やかで、ストーリーはBL版の『ブロークバック・マウンテン』という印象。すっかり失った初恋の切なさを再経験できる作品なんです。

そして男性同士の初々しくも切ない恋愛が描かれるわけですが、その世界観を印象づけているもうひとつの魅力が沖縄の離島をリアルに伝える大自然の美しさ。優しく繰り返す波の音、果て無く広がる満天の星空、吸い込まれそうな青空、生命を輝かせて咲き誇る花。コロナ禍で沖縄に行けなかった人にはちょっとした旅行気分も味わえちゃいます。

「すごく観たいけど劇場でBLを観るのはちょっと勇気がいるかも~」と思っている皆さんへ一喝。BLを楽しむ人には国境も性別も関係ないのです!オタクカルチャーは日本が誇るダイバーシティなのです! 心配な人でも今は不自然にならずマスクで顔を隠せちゃうのでしっかりアルコール消毒で予防して劇場にお出かけしちゃいましょう!

ストーリー/『海辺のベンチでひとり佇む少年。そんな彼が無性に気になった』小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。――「ちょっと、君!」それをきっかけに、実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。「はやく大人になりたい」そう言い残し、実央は去っていく。3年後、実央は駿のもとに戻ってきた。少しだけ大人になって。はにかんだ笑顔を浮かべながら。叶わないはずの想いが、通じあったとき、止まっていた時間が動き出す。

■ 映画:海辺のエトランゼ
2020年9月11日(金)より全国公開
原作:紀伊カンナ 「海辺のエトランゼ」(祥伝社 on BLUE comics)/監督・脚本・コンテ:大橋明代/キャラクターデザイン・監修:紀伊カンナ/アニメーション制作:スタジオ雲雀/配給:松竹ODS事業室/製作:海辺のエトランゼ製作委員会/声優:橋本駿、村田太志、知花実央、松岡禎丞
■ 公式サイト
■ Twitter@etranger_anime

©️紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
©️紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics
記事制作/みさおはるき(newTOKYO)

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