「宇宙から、愛と自由を叫びたい。」そんな想いのもと、アダルトグッズの既成概念を覆し、「性」をポジティブなものに変えてきた株式会社TENGAと、実業家・堀江貴文氏が創業し、「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」ビジョンを掲げるインターステラテクノロジズ株式会社との共同プロジェクトとして、「TENGAロケット」の打ち上げを発表した。
記者会見では、TENGAロボがサプライズで登場する遊びゴコロが混じり、終始ほっこりした様子の中、両社のビジョンについてプレゼンテーションが執り行われた。
今回のプロジェクトでは、観測ロケット「MOMO 6号機」に、新装備を施し、TENGAのブランドメッセージをデザイン。
ロケットにはTENGAロボが搭乗し、宇宙空間で射出され、その後パラシュートにより地球への帰還を目指す。成功すれば、国内では民間初となる宇宙空間へのペイロード(荷物)放出・回収になるそうだ。
また、宇宙空間でのTENGA(TENGA ORIGINAL VACUUM CUP)の状態観測も行われるという。これは元々宇宙への憧れがあったTENGA・松本光一社長が、宇宙ステーションでも性を楽しんでほしいという願いからであり、性的なことも人間の根源的で大切な要素であるからとする。実用化へ向けた研究がスタートすることになる。
TENGA ROCKET 3 MISSION
①1000人の想いを込めた寄せ書きをPODに入れ、宇宙に解き放つ。
②TENGAロボを搭乗させ、宇宙空間から地球への帰還を目指す。
③計測用TENGAを搭載し、「宇宙用TENGA」の開発をスタート。
性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく未来を実現してきたTENGA。LGBTコミュニティにおいても「私たちにBORDER(境界線)はありません」と多様性を発信し続けてきた企業だけに、今回のロケットにも大きなメッセージを乗せて打ち上げてくれているようだ。
松本光一社長は、「自由な気持ちで自分の愛するものを愛し、それを互いに認め合っている社会を望んでいます。国の違いも人種の違いもあらゆる壁を超えて、『愛』と『自由』を届けるために、みんなの想いを乗せ、TENGA ロケットを打ち上げます。みんなが自分らしく良い人生が送れるように、宇宙から愛と自由を叫びます!」と、本プロジェクトに寄せる思いを語った。
TENGAの先走るほどの愛が詰まった今回のプロジェクト。プロジェクト期間中は、特設サイトの開設やクラウドファンディング(2月1日より)の実施だけでなく、プロジェクト始動を記念した展示会「TENGA ROCKET STORE」開催など、楽しい企画でも盛り上げてくれる。なお、TENGAロケットに搭載する寄せ書きはクラウドファンディングにて募集される。
■ TENGA ROCKET PROJECT
https://rocket.tenga.co.jp
■ TENGA ROCKET STORE
https://tenga-store.com/news/1522/
記事制作/newTOKYO