2009年の吉本興業の京橋花月(現在は閉館)の初演が好評を得て、2011年には新宿シアターサンモールで再演された舞台「リプシンカ 〜ヒールをはいた男!?たち〜」が今年6月、11年ぶりとなる上映が決定。
この舞台は、作・演出を担当する仲谷暢之氏が「ドラァグクイーン」をテーマにした物語を届けたいという想いから、大阪に実際にあるダイニングレストランをインスパイアして制作。
今作のキャストは、リストラされたサラリーマン“大原力”に、室龍太。リプシンカ・オーナーには、彦摩呂が初演・再演からの続投。また、元宝塚男役トップスターの髙汐巴、元劇団四季の看板俳優・下村青、バレエ大好きで人気の吉本新喜劇の松浦景子(吉本新喜劇)、そして小谷嘉一、菊池ハルらが出演し、装い新たに物語を紡ぐ。さらに、新宿二丁目発本格派ディバーユニット・八方不美人、タレントでお馴染みのナジャ・グランディーバなど、実際に活躍するドラァグクイーンたちも登場し、舞台に“華”と“毒”を添える。
「無理!無理!俺、ヒールなんて、はけませんっ!」ひょんなことからドラァグクイーンになることになったオトコ!?たちを描いたドタバタコメディは、華やかなステージに笑い溢れるエンタメでありながら、ちょっぴり泣けて考えさせれくれる感動必至作。ぜひ、この機会に鑑賞してみてはいかがだろうか?
●室龍太さんコメント
僕は“大原 力”というリストラされたサラリーマン役を努めさせていただきます。自分のことはさておき、「誰かの為に立ち上がる」そんな“大原力”に凄く心を動かされました。素敵なキャストの方々とスタッフの皆さんで協力し、素敵な作品をお届けいたしますのでぜひ、劇場にお越しください!
●彦摩呂さんコメント
この度「リプシンカ」11年振りの再演となりました。当時はまだ“ドラァグクイーン”って何?薬局?って言ってた時代でしたが、今となってはテレビやライブシーンなどで普通に目にするようになり、将来はドラァグクイーンになりたいと目指す方も出て来ました。今回のステージもそんなドラァグクイーンの甘く切ないちょっぴり悲しい底抜けに笑える物語です。キャストのみなさまも素晴らしい方々が勢揃いです。楽しみです。長いツケまつげとハイヒール煌めくラメの世界へようこそ!
ストーリー/ダイニングレストラン「リプシンカ」では、夜な夜な“ドラァグクイーン”によるショウが行われていた。 オープン当初は物珍らしさもあり、連日連夜賑わっていたが、まもなく10周年を迎える現在、その人気にも陰りが見えたのか、お客の減りが激しい。不安に駆られたオーナーの鈴木(彦摩呂)は、10周年パーティーを機に話題作りにあるアイデアを実行することに。
そのアイデアを聞き彼の右腕である“ドラァグクイーン”のドロシー(下村青)を始め、周りのクイーンは驚くが、店のためと渋々了承する。そのアイデアとは、 “ドラァグクイーン”を一般公募し、10周年パーティーでリップシンクショウをすること。が、応募してきたのはリストラされたサラリーマン、中年女性、ベトナム人留学生といったひと癖もふた癖もある面々だった!
はたして、彼らは“ドラァグクイーン”としてショウに立つことができるのだろうか……。
■舞台:リプシンカ 〜ヒールをはいた男!?たち〜
大阪公演|2022年6月17日(金)〜19日(日)/クールジャパンパーク大阪TTホール(大阪府大阪市中央区大阪城3ー6)
東京公演|2022年6月22日(水)〜26日(日)/銀座・博品館劇場(東京都中央区銀座8-8-11)
チケット|公式サイト抽選先行:2022年4月22日(金)〜26日(火)23:59まで/大阪・東京一般発売開始:2022年5月29日(日)10:00〜
※詳細・追記情報は公式サイトをご確認ください。
https://lipsynca.com
記事制作/newTOKYO