
2025年6月7日(土曜)-6月8日(日曜)の2日間に渡って、代々木公園で開催された「Tokyo Pride 2025」。性感染症専門のクリニック「プライベートケアクリニック東京」ブースは、人気のゴーゴーボーイ&ドラァグクイーンと写真撮影が出来るフォトブースのほか、性感染症にまつわる相談を医師に行える点も盛況の一因となった。
昨年同様、今年も両日参加したプライベートケアクリニック東京 東京院 院長の小堀善友医師に、Tokyo Pride 2025を終えた感想を伺った。

ーー「Tokyo Prideと言えばプライベートケアクリニック東京のブース、となるよう寄り添い続ける」
ーー「Tokyo Pride 2025」で来場者にどのようなことを伝えたいと思っていましたか。
プライベートケアクリニック東京が、いかに本気で性感染症予防と向き合っているのか、そしてより多くの方々にLGBTQ+フレンドリーなスタッフだけで運営されているということが伝わればと思っていました。単にブースを出しているという事実を作るのではなく、当院の雰囲気をブースで体感してもらいたいと思っていました。

ーー出展ブースではPrEPについての展示が多くありましたが、簡単にPrEPについて教えてください。
PrEPで使われている薬は、もともとはHIVの治療薬です。 適切な方法で服用をすれば、性行為でのHIV感染を99%予防できるとされています。 世界的にも、日本国内でもガイドラインや手引書があり、使用前にHIV等の検査を受けた後に、使用することが勧められています。使用中も、定期的な検査が勧められています。
また、海外から訪れたという人からも日本のPrEPに関する現況について、多くの質問を受けました。こうした直接的なコミュニケーションを気軽に行えることや、参加者とブース出展者の距離が近いことも良いなと感じました。いずれ、フォトスポットが当院のブースの名物となり、毎年たくさんの方々が訪れてくれる場所に成長してくれたら嬉しいです。

ーー最後に、プライベートケアクリニック東京での診療について、先生が一番大切にされていることを教えてください 。
単純なことですが、患者さんの話をしっかり聞いてあげることが重要だと思っています。 患者さんは誰にも言えないことを、わざわざ当院まで足を運んで相談して下さっています。 話をするだけで「ホッとした」「安心した」と言っていただけることもよくあるんですよ。
私が50歳を超えて、心に余裕が出てきたからこそ、聞くことに重きを置けるようになったのかもしれませんが、これからも患者さんに寄り添い続ける医師、クリニックでありたいと思っています。

■性トーク(newTOKYO内で連載中)
プライベートケアクリニック東京 東京院 院長 小堀善友医師監修のもと、「人に聞きにくい」「調べてもパッとしない」メンズの性のお悩みにフォーカスする月2回更新の連載企画。4回ごとに異なるモデルを迎え、トークルーム風にアレコレ掘り下げていく。
■プライベートケアクリニック東京 (東京院・新宿院)
性感染症の診療を専門家チームが丁寧に行うクリニック。皆さまを温かくお迎えし、PrEP/PEP・性感染症(性病)の適切な診断・治療を行います。女性・男性・LGBTQ+の方・パートナー同士でも受診することが可能です。
https://pcct.jp/
■小堀善友 医師
プライベートケアクリニック東京東京院院長。2001年、金沢大学医学部卒業。金沢大学泌尿器科、米・イリノイ大学シカゴ校泌尿器科、獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授を経て、2021年より現職。日本泌尿器科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本性機能学会専門医、日本性感染症学会認定医、日本性科学会セックス・セラピスト。著書に『オトコの「性」活習慣病』(中公新書ラクレ)、『妊活カップルのためのオトコ学』(メディカルトリビューン)、『今日の診断指針第8版「男子性発育の異常」』(医学書院)など。
記事制作/newTOKYO
タイアップ・監修/プライベートケアクリニック東京