からだに、ひとに、地球にやさしいこころのオアシス。新宿二丁目からほど近いカフェ「新宿ダイアログ」

からだに、ひとに、地球にやさしいこころのオアシス。新宿二丁目からほど近いカフェ「新宿ダイアログ」

大きな窓から差し込む気持ちの良い光。木材を基調とした店内は、都会にたたずむオアシスのような存在。『新宿ダイアログ』は、新宿三丁目駅から徒歩3分程度のところにあるビルの2階で、「世界のみんなと、ごいっしょに」というテーマが掲げられたカフェ/バー&イベントスペース。
今回は、幸せに満ち溢れた空間とやさしい人柄の店主・りょうこさんの想いが詰まったカフェタイムをのぞいてみましょう――。

無農薬の野菜と穀物を使用したヴィーガン料理を提供している『新宿ダイアログ』。からだに、ひとに、そして地球に優しいことを考えた時、ヴィーガンにたどり着いたという店主のりょうこさん。そんなりょうこさんは食を通して、様々な活動を続けているのですが、その一つがSDGsという活動。

世界各国で挙げられている17の大きな課題に対して、ドリンク一杯につき、売り上げから50円の寄付をしているのです。17項目あるうちの一つを、お客さんに選んでもらって寄付するシステムなのですが、そうすることでどのような課題があるのか、どのような課題に対して自分自身が興味あるのかなどを知ることもできるんです。

さて、ドリンクを注文し、お店特製のサンドイッチを早速注文。しばらくすると、美味しそうな酵母の香りが店内に漂ってきました。注文してからパンを温め、その香りにうっとりしていると、トントンと野菜を切る小気味のいいリズムが耳を奪います。

サンドイッチの具材は、りょうこさんが信頼する農家から仕入れた無農薬の野菜をぎっしりと詰め込んでいるため、ほぼ日替わり。最初にアレルギーや食べれないものを伝えると、臨機応変に対応してくれるのもうれしいですよね。

注文して出てきたサンドイッチには、無農薬野菜がたっぷり。栗、ナス、リンゴ、ルッコラが贅沢に敷き詰められ、口の中で合わさると…。パンの焼けた酵母の香りも加わり至福に満たされます。

お茶は、茶葉では珍しい無農薬で栽培されたものを使用しているので、からだにも優しいので安心。さらに、奥に見えるスープは冬季限定でサンドイッチを頼んだ方に出しているというスープ。今回は里芋に白みそを溶いたおしゃれなミソスープ。味噌なのに、洋風なテイストがサンドイッチとベストマッチしていました。

絶品のアップルタルトは二種類のリンゴを贅沢に使用していて、甘さも酸味もバランスが良く食感もしっかり。ファンも多い自慢のアップルタルトはこれだけでも食べに行く価値があります。

りょうこさんの笑顔と抜群の日当たりのなか、やさしい料理を食べれる幸せをかみしめる瞬間は「しあわせ」のひとこと。
カフェ営業は17時までなので、りょうこさんの料理を食べたい方はぜひその時間までに足を運んでみてください。からだに、ひとに、地球にやさしい時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(SDGs)「Sustainable Development Goals」の略称であり、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。人間、地球及び繁栄のための行動計画として、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

LGBT FRIENDLY SPOT 018
■ 新宿ダイアログ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-1-32 新宿ビル1号館 2・3F
(3Fはレンタルスペースを運営)
TEL : 03-6380-1256
営業時間 :11:00~17:00(カフェ)/18:00〜24:00(バル)
定休日 : 毎週月・火曜日
※店内禁煙
※バルの営業時間もワンドリンクにつき50円の寄付をしています。また、バルの営業時間はヴィーガンではないのですのが、とっても温かい料理を作ってくれています。
■ Twitter@shinjukudialog
■ Facebook@shinjukudialogue

写真の人/りょうこさん
取材・撮影/新井雄大 編集/村上ひろし
記事制作/newTOKYO