英語版売り上げ累計25万部、世界23カ国以上で翻訳されているベストセラーコミックス最新刊『HEARTSTOPPER ハートストッパー3』が9月16日(木)に発売された。
学生のチャーリーとニックの恋愛模様を描くと同時にLGBTQ+もテーマとしている本作。気になる最新刊のあらすじを早速チェックしていこう。
ーー一緒にいるだけで最高に幸せ!心配事や不安はあるけれど、きっと二人なら大丈夫
イギリスの男子高に通うチャーリー・スプリングはゲイであることをカミングアウトしているが、セクシュアリティが原因で酷いいじめに遭っていた過去を持っている。
一方、同じ学校で一学年上のニック・ネルソンはラグビー部に所属する優しくて明るいスポーツマンだ。
そんな二人は偶然、隣の席に座ったことを機に心を許せる友達から始まり、今では愛し合う恋人同士。
幸せな日々を過ごす一方、ニックは母へのカミングアウトに頭を悩ませていたが、勇気を振り絞って話を切り出すが…。
愛する人がいても悩み事って尽きない!でもその悩みや時間を共有することは愛情を深めることにもつながり、チャーリーとニックは、お互いが今まで以上にかけがいのない存在になっていくーー。
主人公のほか、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーのキャラクターが多数登場する本作は、違いを認め合える友人や家族の存在、多様性がごく当たり前なものとしてストーリーが展開していくのが魅力のひとつ。
一方で、セクシュアリティの揺らぎや、親へのカミングアウト、学校や家庭内にも存在する偏見や無理解といった、リアルな現実についても描かれている。
2022年には、イギリスにてNETFLIX実写ドラマ化も決定している本作。気になった方はWEBコミックサイト「路草」にて1巻、2巻を試し読みしてみて。
◆ HEARTSTOPPER ハートストッパー3
2021年9月16日発売
アリス・オズマン(著)・牧野琴子(訳)
A5判/384ページ/株式会社トゥーヴァージンズ
画像提供/株式会社トゥーヴァージンズ
記事制作/newTOKYO