
都心でのゲイライフに慣れてくると、セックスに及ぶまでのハードルって低くなりがち。これから、もっと暖かくなって夜遊びに出掛ける頻度も多くなるだろうから、このタイミングでHIV・梅毒検査を受けてみるのはどうだろう。
そして検査を受けるときは、2024年から運用がスタートした「東京都HIV等検査予約サイト」を活用するのがおすすめ。都内5つの検査施設・内容、予約の空き状況が一目で分かるだけでなく、そのまま予約もできるんだ。

ーー東京都が行う匿名・無料のHIV・梅毒検査。最短で翌日に受けられるって知ってた?
「東京都HIV等検査予約サイト」の使い方は、説明するまでもなく超簡単。「クラミジア ・淋菌の検査希望の有無」「性別」「絞り込み方法」の3つの質問に回答するだけで、自分にぴったりの検査日時と場所を提示してくれる。

「いち早くHIV・梅毒検査を受けたい!」という人は、クラミジア ・淋菌の検査については「希望しない」を選択するのがベター。「希望する」を選択すると、キャンペーン期間以外は選択肢が多摩地域の都保健所に絞られるため、検査日が遅れてしまう可能性があるんだ(新宿東口検査・相談室は、毎年6月と11月16日〜12月15日のキャンペーン期間中のみクラミジア・淋菌検査を実施)。
HIV・梅毒検査に絞れば、最短翌日で検査を受けられることも珍しくはないから、いち早くHIVステータスをチェックしたい人におすすめ。絞り込み方法は「検査日から選ぶ」を選択すると一目で予約可能日が分かるよ。

検索結果は検査施設も含めてカレンダー形式で表示され、2週間前の同曜日10時から予約が可能。「×」は受付が終了している日なので、「○」と表示されている日にちをタップして検査施設と日時を確認しよう。
後は提示される受付時間の中で都合がつく時間を選択。

予約内容を確認したうえで、年代と予約番号を受け取るメールアドレス、採血にあたっての問診情報を入力したら、予約完了。予約完了画面をスクリーンショットして、予約番号を控えておこう。
「東京都HIV等検査予約サイト」ならいつでも予約ができるし、とにかく楽チン。検査内容や結果告知日、検査日時など詳細は検査施設で異なるから、予約の際によ〜く確認してね。
HIV検査(通常検査)の流れも
さらっと、おさらい

ーー電話予約が必要だった施設も昨年からウェブ予約ができるようになり、HIV・梅毒検査が受けやすい環境が整備されつつある。自らのHIVステータスが匿名・無料の検査で分かるなら、受けるに越したことはないよね。

次のリアルの前に検査を受けることはもちろん、検査を習慣化して、いつまでもヘルシーなトーキョーゲイライフを送れるようにね!
■東京都HIV等検査予約サイト
予約日時・検査会場はこちらからチェック
■各種相談窓口・その他のHIV検査所サイト
>>>東京都HIV検査情報Web
>>>HIVマップ
>>>HIV検査・相談マップ
●通常検査(多摩地域検査・相談室以外)
検査日と結果告知日(原則翌週の同曜日)に2回来所となります。
※新宿東口検査・相談室のみ結果告知日変更可
感染機会から原則60日以上経過していないと正確な結果が出ないことがあります。
●即日検査(多摩地域検査・相談室のみ)
陰性の場合は当日結果を告知。感染機会から原則90日以上経過していないと正確な結果が出ないことがあります。
※アメリカ疾病予防管理センターが推奨する検査の受診頻度は、●不特定多数の人と頻繁にセックスをする場合は3ヶ月に一度、●決まったパートナー1人のみとしかセックスをしない場合は1年に一度、●どちらともいえない頻度・人数であればは6ヶ月に一度としています ※受診者の来場状況により、検査の流れが変更になる場合があります ※HIV・梅毒検査が受けられるのは新宿東口検査・相談室、多摩地域検査・相談室、多摩立川保健所、多摩府中保健所、多摩小平保健所の5施設となります。クラミジア・淋菌の検査を常時受け付けているのは、多摩立川保健所、多摩府中保健所、多摩小平保健所となります。 ※淋菌・クラミジア検査について、「多摩地域検査・相談室」では行っていません。「新宿東口検査・相談室」では6月及び11月16日~12月15日の間のみ行っています。
取材協力/東京都、ぷれいす東京
モデル/SHOTA
写真/新井雄大
デザイン/鈴木美結
取材・編集/芳賀たかし
記事制作/newTOKYO
提供/東京都保健医療局