クィア(Queer)を切り口に、「性」をテーマにした映像作品を上映するお祭り『関西クィア映画祭』。開催15回目となる今年は、9月に大阪(シネマート心斎橋)と京都(ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川)の2会場で20作品を超える上映が行われる予定。
今回公開されたミニ特集のテーマは「ノンバイナリー」(自分の性自認が男性・女性どちらにも当てはまらない、あるいは当てはめられることに違和感を感じる人)。若者を描いたドキュメンタリー作品や、日本・世界プレミアとなる作品の上映など、今回観ないわけにはいかないものばかりが揃う。
また、3回目の開催となる国内作品コンペティションの入選作品もあわせ、全プログラムのうち計9作品が情報解禁。プログラムの全貌は8月上旬に公開が予定されており、全20作品を超える予定とのこと。
ノンバイナリー作品 ※7月21日現在の公開情報:「アンバー、いつまでも(日本プレミア)」
その他上映作品 ※7月21日現在の公開情報:「アグネスを語ること」「サラダは人生(世界プレミア)」「それいけ!アレクサ(日本プレミア)」
国内作品コンペティション ※7月21日現在の公開情報:「神谷、ゲイらしいよ?」「少し未来のある部屋で」「手のひらのパズル」「いつかのいま。」「私たちの、」
なお、関西クィア映画祭では実行委員当日のボランティアスタッフも募集中。みんなで作っていく映画のお祭り、同じ仲間や理解者同士交流をはかることもできるので、気になる方はぜひ、当日スタッフ説明会に参加してみてはいかが?
■第15回関西クィア映画祭2022
[大阪]2022年9月2日(金)〜8日(木)@シネマート心斎橋
[京都]2022年9月23日(金・祝)〜25日(日)@ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
>https://kansai-qff.org
>Twitter@kqff_official
記事制作/newTOKYO