【9/9(火)〜9/23(火・祝)開催】TORAJIRO個展「NO DEAD END」。日常の尊さを静かに訴える、全9点を展示

東京を拠点に活動するアーティストTORAJIROによる関西初の個展「NO DEAD END」が、2025年9月9日(火)〜9月23日(火・祝)の間、大阪・心斎橋PARCO4階「プレミアムギャラリーセレクトショップ」にて開催される。

2023年にはファッションブランド「LOEWE」協賛のもと、渋谷PARCO 1階アートウォールに大型作品「“日常”という名の箱舟」を展示。社会問題と個人の感情を交差させる独自の表現で注目を集めた。

ーー男性像と動物たちが導く内面の葛藤と静かなレジスタンス

本展ではTORAJIROの大阪初個展として全9点の作品を展示、うち6点は本個展のために書き下ろされた新作だ。寄り添う動物たちとともに、立ち尽くす男性の姿は、“生きること・楽しむこと・愛すること”といった、ごく当たり前でありながら奪われやすい日常の尊さを静かに訴える。

「NO DEAD END」というタイトルには、道が閉ざされた状況でも、必ず別の出口や選択肢があるという思いが込められているとのこと。なお、全ての作品が購入可能で、アートを所有する喜びも体験できる。 

ーー「この展示を通じて、『日々を楽しむこと』『だれかを愛すること』『自分に正直になること』といった、ごく当たり前で、だからこそ奪われやすい行為の尊さを再確認したいと考えています。絵画は、政治的スローガンを叫ぶ代わりに、沈黙と色彩を通して、もっと深い真実を語ります。その静かな語りかけが、あなたの心にそっと響く空間になりますように。」(TORAJIROのコメントを一部抜粋)

◆TORAJIRO
武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業後、ニューヨークに留学。帰国後はグラフィックデザイナーとして働きながら、デジタル作品、油彩、アクリル画を精力的に制作。彼が描く男性の憂いを帯びたまなざしや抑制された表情は孤独や葛藤、社会的抑圧を静かに物語り、寄り添うように描かれる動物たちは共感や平和の象徴であり、人間と世界を結び直す存在でもある。
Instagram@torajiroart 

◆個展「NO DEAD END」
会期:2025年9月9日(火)〜9月23日(火・祝)
会場:心斎橋PARCO 4階 プレミアムギャラリーセレクトショップ
入場料:無料
展示点数:全9点(新作6点)
企画運営:フォーカスリープ株式会社
企画協力:Akio Nagasawa Gallery

記事制作/newTOKYO

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