一緒にいられるなら、僕たちはどんな関係でも構わない。タイBL映画「デュー あの時の君とボク」が7月2日公開

大人気ドラマ『The Shipper』でも知られるパワット・チットサワンディと、ドラマ 版『バッド・ジーニアス』のサダノン・ドゥーロンカウェロー初共演となった本作で二人が演じたのは、同性愛への偏見が強く残る町で惹かれ合う男子高校生。

愛する輝きのみならず苦悩と葛藤にも鋭く切り込んだ純度の高いラブストーリーは、等身大の二人の魅力が存分に引き出される仕上がりとなっている。

ーー好きだけど…。離れ離れになって23年後に起きる運命的な出会い。

1996年、タイ郊外の田舎町。同性愛への偏見が色濃い町で、厳格な家庭に育った高校生ポップと、母と二人暮らしの転校生デューは運命的な出会いをする。
2人の友情は、次第に愛情へと成長していくが、その関係は学校にも家族にも知れ渡り、周囲に理解されず追いつめられていくポップとデュー。 

そんな二人が離れ離れになってから23年後、ポップは母校の教師に着任することに。

ただ、問題児の女子生徒リウを気にかけるたび、なぜかデューとの思い出がデジャブとなって蘇る。彼女は一体何者なのか? 運命に導かれ出会った二人は、衝撃の結末を迎えるーー。 

LGBTへの理解も知識も今のようにはなかった90年代のタイを舞台に、惹かれあう男子高校生の甘酸っぱい過去の記憶と、現在につながっていく運命の糸をポエティックな台詞と映像美で描き切った。

未だブームが衰えないタイBLの中でも、SNSを中心に注目度が高まっている本作。すでにタイBLの沼にハマっている方はもちろん、そうでない方もこれを機にぜひ劇場でチェックしてみて♡

■ 映画:デュー あの時の君とボク
2021年7月2日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか順次公開予定

配給:株式会社ハーク
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記事制作/newTOKYO