「麻希のためなら、全てを敵に回してもいい」。女子高生2人が奏でる、真っ直ぐな気持ち。映画「麻希のいる世界」が絶賛公開中!

2019年公開映画「さよならくちびる」が記憶に新しい塩田明彦監督最新作にして、彼の世界観が存分に表現された「麻紀のいる世界」が現在公開中。

重い持病を抱えている青野由希役に元さくら学院の新谷ゆづみ、周囲に疎まれている牧野麻希役に日髙麻鈴をダブル主演として迎え、彼女たちの魅力が最大限に引き出されるよう塩田監督がオリジナル脚本を書き下ろした本作。

由希と麻希、そして窪塚愛流演じる祐介の3人がバンド結成を試みる中で、それぞれの想いが交差しーー。

麻希の美しい歌声が引き寄せた、運命的な出会いの結末はーー

重い持病を抱え、ただ“生きていること”だけを求められて生きてきた高校2年生の由希は、ある日、海岸で麻希という同年代の少女と運命的に出会う。

男がらみの悪い噂に包まれた麻希は周囲に疎まれ、嫌われていたが、世間のすべてを敵に回しても構わないというその勝気なふるまいは由希にとっての生きるよすがとなり、ふたりはいつしか行動を共にするようになる。

ふと口ずさんだ麻希の美しい歌声に、由希はその声で世界を見返すべくバンドの結成を試みる。

一方で由希を秘かに慕う軽音部の祐介は、由希を麻希から引き離そうとやっきになるが、結局は彼女たちの音楽作りに荷担する。

彼女たちの音楽は果たして世界に響かんとする。

塩田監督が新谷ゆづみと、日髙麻鈴と2人と出会うきっかけとなった「さよならくちびる」をはじめ、これまでの監督作品を想起させる要素も多い「麻希のいる世界」。

俳優・窪塚洋介の息子で、瑞々しくも躍動的な存在感を放つ窪塚愛流の演技にも注目したい。作中の要ともなる劇中歌は、バンド「NUMBER GIRL」でも知られる向井秀徳の提供だ。

◆麻希のいる世界
2022年1月29日(土)より渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほかにて公開
https://makinoirusekai.com
Twitter@makinoirusekai


製作・配給/シマフィルム株式会社
©︎SHIMAFILMS
記事制作/newTOKYO

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