【噂の精子香水も!?】横にいられると思い出される男になりたい♡「NOSE SHOP」で見つけた、“秋み”が深い香水5選!

世界中の個性的かつハイグレードなフレグランスブランドの香水が数多くラインナップする『NOSE SHOP』。すべてのアイテムをユニセックスと位置づけ男女の境目を作らないのも、一人ひとりにあった自分だけの香りをまとって欲しいという思いからなのだそう。
同時に「お店はとっっっても興味あるけれど…お高いんじゃなくて?」と足を踏み入れられない人がいるのも確か。でも、サイズによっては予算一万円以内でゲットできちゃう香水もあるの!

そこで今回は『NOSE SHOP』新宿店の店長・奥山絢菜さんに、秋におすすめのアイテムを5つピックアップしてもらいました♪ また番外編として編集部が気になってしょうがなかった香水、『精子』もどどんとご紹介♡

──気になる人をトリコにしちゃうかも知れないけど、いい? 店長が選ぶ秋にぴったりの個性派フレグランス♡

エルマン もう1人の自分/エタリーブルドオランジェ
30ml/9350円(税込)、50ml/13750円(税込)、100ml/20350円(税込)

フランスの詩人・ユーゴーが残した言葉からインスピレーションを受けたこちらのアイテムは、雨が降った後の匂いのもとでもある化合物「ジェオスミン」が配合された、ナチュラルさの中にも暗がりに誘われるような不気味さも感じられる香りが特徴的。
ちょっぴりお喋りなあなたのことさえも、ミステリアスかつ大人の魅力漂う「もう一人の自分」に演出してくれ、気の知れた友人から初対面の人までもハッとさせるはず。
秋雨前線の訪れとともに、「恋」という異常気象もあなたの心を縦断しちゃうかも♡

テン フィフティーン/Room 1015
10ml/3630円(税込)、100ml/17600円(税込)

1970年代を代表するロックスターたちがこぞって宿泊した、かつてのコンチネンタルハイアットハウス・1015号室へのオマージュ。キース・リチャーズが部屋から階下の駐車場へテレビを投げ落とすというパフォーマンスが行われたことは、ロック界ではあまりにも有名な話(なお、編集部員は初耳)。
そんな、いくつもの荒々しい伝説が残るロックの聖地・1015号室をイメージした香りはサフランといったスパイシーなノートから始まり、ナチュラルなアイリスやスミレ、ラストにオリエンタルなサンダルウッドへと衝動的に変化するのが心躍る!
スパイシーさの中にも清潔感が顔を覗かせる、エネルギッシュで頼もしい香りは嗅いだだけで惚れてしまいそう…♡

ヴァニル/Maya Njie
7.5ml/3850円(税込)、50ml/16500円(税込)

家族写真から香りのインスピレーションを受けるマイヤ・エンジャイが、叔父と叔母の結婚式の写真をイメージして作り上げた「ヴァニル」。家庭的な優しいバニラの香りは、アクセントとしてカルダモンがプラスされているから甘すぎず、穏やか。
そんな、温かみのある香りをまとい両腕でそっと抱擁しようものなら、相手は無意識に新婚生活を描いてしまうことでしょう。
唐突な「結婚して…」という言葉にも驚かず、大人の対応で甘い一夜を楽しんで♪

パスソワール また今度ね(今夜じゃないわ)/BDK Parfums
10ml/6600円(税込)、100ml/24200円(税込)

オレンジベースのカクテルを思わせる甘くセクシーな香りは、退屈な秋の夜長を紛らわせるクラブへと向かう前に◎。
タイプな男といい雰囲気になっても、そこは早まる気持ちをグッと抑えて耳元でこう囁いて。「また今度ね」。普段はそんな大胆なことが出来ないという人も、この香りをまとうだけで余裕たっぷりのイイ女になれちゃうから不思議。
組み立てたストーリーを基に調香をするという『BDK Parfums』は、各アイテムのコンセプトに惚れて購入する人も多いそう。

ジャコメッリ 神学生たち(私にはこの顔を撫でてくれる手がない)/UNUM
10ml/9350円(税込)、100ml/30250円(税込)

最後は、白と黒の強烈なコントラストで生死を表現した、20世紀で最も有名な写真家マリオ・ジャコメッリへのオマージュ。
神学生が身につける服をモチーフとした大胆なパッケージが目を引くけれど、香りも形容し難いほど5つの中ではダントツで個性的。一言で表現するならば、店長の奥山さんが言う通り「ジャリッ」とした感じ。スパイシー・オリエンタルな雰囲気も感じられる芸術的かつ知的な香りは、まさに秋にぴったり!
ちなみに描かれている男性は神学生の喫煙や飲酒している光景を世に出してしまったことで、カトリックを出禁になったジャコメッリを救った神父さんとのこと。

──名前だけでも衝撃的!! 男の本能に訴えかける香水とウワサの「精子」。気になるその香りは?

セミナリス 精子/ORTO PARISI
50ml/21450円(税込)

ここで編集部がお店で見つけた瞬間に気になってしょうがなかった香水『精子』をご紹介♡
一説によると、目が見えない精子が受精する際に頼りにしているのが卵子の放つ「ブルゲオナール」という分子らしく、男性が女性よりも高い感度をもつ唯一の匂い物質なのだとか。
その「ブルゲオナール」の香りを再現したのがこのアイテム。名前に引っ張られてて生臭さや栗の花のイメージを持ってしまう人もいると思うけれど(笑)…実際は老舗高級旅館の一室で焚かれているお香のような香りが印象的。本能に訴えかける香りは、街行く男性たちを振り向かせてしまうこと必至だから、つけ過ぎにはご注意を…♡

香水ガチャ/10種類の香水
2ml/700円(税込) ※オンラインショップ及び池袋店のみの取り扱いになりますのでご注意ください。

いかがでしたか?
ここまで紹介してきた香水はほんの一部に過ぎません。「いろんな香水を試してみたい!」と思った人は、10数種類の香水がランダムで出てくる「香水ガチャ」もおすすめ。
1回700円というリーズナブルな価格で2ml(1日1プッシュで約2週間ほど使用可能)の香水をゲットできますよ。リップくらいのポケットサイズなので、その日の気分で持ち歩くのも楽しいかも!

今回、香水をセレクトしてくれた店長・奥山さん曰く、香りが5時間以上続くオードパルファムであれば手首に2プッシュするのが基本的な使い方だけど、その際“擦るのはNG”とのこと。トップノートも十分に楽しめるよう、ギュッと両手首を重ねて肌に染み込ませるイメージでつけるのが正解なんだって。体温が高い人は空間にプッシュして潜るように髪にまとわせたり、洋服の内側でも◎。

さぁ、香りもその人を表現する大切なアイデンティティの一つ。これから始まる秋、直感を信じて自分にぴったりの香りを『NOSE SHOP』で見つけてみてはいかが?

■ NOSE SHOP 新宿店
コンセプトは「他の誰でもない、あなたの鼻が主役のお店」。店内には世界中からセレクトしたニッチフレグランスがラインナップされている。香りの世界がもっている敷居の高い雰囲気からは距離を置き、カジュアルかつポップに、そしてちょっとクレイジーに新しい香りの世界を提案し続けている。
■ 公式サイト
■ Twitter@noseshop_jp
■ Instagram@noseshop.jp

企画・取材/芳賀たかし
撮影/新井雄大
記事制作/newTOKYO

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