依存症にまつわる、ちょっと真面目な話もしてみよう。ゲイ3人のリアルライフトーク「STAY HEALTHY TALK」!

ステイヘルシーに出演したゲイ3人のインタビュー

友だちや恋人がカラダとココロに悩みを抱えないために、あなたの大切な人と相談先をつなぐウェブサイト「Stay Healthy and be HAPPY!」で公開中の「STAY HEALTHY TALK」。

動画ではゲイコミュニティで人気が高いこんけくん、shunくん、悠人くんの3人それぞれが、メンタルやセクシュアルヘルスにまつわる情報を発信する「LASH」の調査結果(6921人の回答)を見ながら「ゲイであることを相談できる人は?」「違法薬物を勧められたら?」「友達に依存症について相談されたことは?」といった赤裸々なトークを展開。

3人の体験談やLASH調査結果と照らし合わせてみて、自分の健康のことや周りの実態などを把握し、今後のよりよいゲイライフに活かしてみて。

こんけくんに質問「10代のとき、セクシュアリティを誰かに相談できた?」

KONKE’s ANSWER
中学生の時に異性、特に先輩から好意を寄せられることが少なからずあって。その度にどう対応していいか分からなかったから、ゲイであることを自分から話してた。家族にゲイと伝えることは、流石に怖くてできなかったけど(笑)。

ただ、隠していて辛いし耐え難かったから、「もう言っちゃおう」と思って親にゲイであることを伝えたんだよね。普通に就職をして、結婚をして…っていうビジョンも思い描けなかったのも大きく影響していたと思う。親はいい意味で放任主義なのもあって、そこまで気にしていなかったみたい。
それに今では、ゲイのバレーボールチームに誘われたことがきっかけでゲイコミュニティの友人との繋がりも増えたし、悩みや不安を相談できる人は周りにいてくれてる。

Shunくんに質問「落ち込んでる時に違法薬物を勧められたら、どうする?」

SHUN’s ANSWER
実際に違法薬物を見たこともないし、持っている人にも会ったことがないから分からない。マンガなどで違法な薬物を取り扱う描写はあるにはあるけど、あくまで創作物。現実ときっちり分別して考えるべきだし、何より自分自身の思考や生活に支障をきたすはず。

その一方で、LASHによる違法薬物の使用有無についての調査結果でゲイ・バイセクシュアル男性の20%が有りと回答していて驚いた。気分が落ち込んじゃったり、人生が上手くいかなったりしたタイミングで使用した人もいると思うし、中には依存症で今も苦しんでいる人たちもいると思う。
鬱々とした気持ちから手を出してしまうことが理解できない訳ではないけど、もし勧められたとしても自分は意志をしっかりと表明した上で違法薬物から距離を置くようにしたい。

悠人くんに質問「友人から依存症の相談を受けたことはある?」

HARUTO’s ANSWER
直接の友達が依存症になってしまったことはないけれど、友達の友達がセックス中に使用すると気持ち良さが増す違法薬物を使ってしまったことを機に、薬物依存症になってしまった話は聞いたことがある。やっぱり一回きりではやめられなくて、使用量も頻度もどんどん増えていったらしい。

後日、僕の友達がその彼と会った時、別人だと見間違えるほど顔がゲッソリしていて体調も悪そうだったみたい。

ーー3人の体験談からも分かるように心の中で抱えているものを解消していくためには、友達や家族、信頼できる情報サイトが大切な存在であることが分かったはず。もし身の回りにセクシュアルヘルスやメンタルヘルスに悩みや不安を抱えている人がいたら、まずは「Stay Healthy and be HAPPY!」のサイトをシェアしてみて。きっと、その人の思いに寄り添うような情報がたくさん溢れているはずだから。

■Stay Healthy and be HAPPY!
友だちや恋人がカラダとココロに 悩みを抱えないために、あなたの大切な人と相談先をつなぐウェブサイト。
https://stayhealthy.tokyo/

■LASH(Love Life and Sexual Health)
主にゲイ、バイセクシュアル男性(MSM)を対象に、LOVEライフ、セクシュアルヘルス(性の健康)、メンタルヘルス(こころの健康、薬物使用など)に関する情報を発信しているウェブサイト。
https://lash.online/

厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策政策研究事業) 地域においてMSMのHIV感染・薬物使用を予防する支援策の研究/研究分担者:生島 嗣

モデル/こんけ、shun、悠人
記事制作・動画制作協力/newTOKYO