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アムステルダムでの現地取材をもとに、LGBTQ+にまつわるアレコレを紹介する不定期連載企画「アムステルダムって、どこ?」。ちなみに、アムステルダムは世界で初めて同性婚が合法化されたオランダの首都なので、覚えておいて損はないよ。
第2回目は街中で見かけた二人をスナップ。友人でも、兄弟でも、恋人でも、ふうふだったとしても、並んだ背中を見ているだけで、なんだかとっても幸せだ。
ーーアムステルダムの人々は、誰に対しても寛容で無干渉。そんな空気だから見える景色がたくさんある。
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ゲイストリート・レグリースドワルス通りを歩く二人。ナイスガイなのは背中越しでも伝わってくる。
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世界遺産・シンゲル運河に浮かぶ花市場方面へ向かう二人。REPRESENTのTシャツをサラッと着こなすスタイルの良さが羨ましい。
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トランスジェンダー団体「TRANS AMSTERDAM」によるトランスマーチを見届けるイケオジ。にこやかな表情が印象的だった。
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運河沿いでちょっと休憩。おそろいの自転車で来た彼らは、ペットボトルの水をぴしゃぴしゃとかけあう瞬間も。
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市街を自転車で移動する二人。オランダは人口よりも自転車が多い国で、自転車専用道路があるほど。結構なスピードだから横断歩道は要注意。
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オーステルドックの港を眺める背中が渋い。100mほど離れたアムステルダム公共図書館からでも分かる鍛え抜かれた体に惚れぼれ。
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プライド期間中「THE PRIDE HOTEL」としてLGBTQ+にまつわるアート展などを行っていた、スチューデントホテルを後にするペアルックの二人。パステルの色味が絶妙にかわいい。
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THE PRIDE HOTEL入り口前のベンチでクロスドレッサーの友人と大麻で一服した後、解散。オランダでは合法なので、至るところで大麻の香りがする。
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向かってくる自転車を避けるために手を引く彼の背中は、思わず頼りたくなる。この後、青いシャツの彼が入った公衆トイレが簡素すぎてヒヤヒヤした。
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スーパーに寄った帰りなのか、二人のバッグの中はパンパン。今日の夕ご飯は何を作るのだろう、と他所様の食卓に思いを馳せる。見えなくなるまで手を繋いでいた。
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アムステルダム西部にあるウェスター公園でピクニック。20時前になっても明るいのは、サマータイムならでは。足元にトマトが置かれているが、オランダ産トマトはとても美味しい。
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運河沿いでチルな背中を見つけた。お互いに言いたいことがあるけれど言い出せない、そんな雰囲気を勝手に感じた記憶が蘇る。どこを切り取っても画になるアムステルダムは、最高だ。
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ホモモニュメントで行われるドラァグクイーンオリンピック会場を後にする二人。白Tの彼がジージャンの彼の右腕をギュッと掴み、カイゼルスグラハト通りへと消えていった。始まる前に帰らないで(笑)!
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ドラァグクイーンオリンピックの競技種目、ハイヒールレースを待ちわびる二人。フェティッシュなクルージングクラブ「CHURCH」主催ということもあって、レザーがクールな二人の後ろ姿も。
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人混みを避けるように一本路地を入り、住宅街へ。何を話しているのかは分からないけれど、なんだか幸せそうな空気をまとっているのは分かった。
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キャナルパレードがスタートするオーステルドックの港へ来たものの、人はまばら。どうやら市街地で待つのが一般的だそうだ。この二人もこの後、地下鉄でUターンした…のかは分からない。
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ヴァイセルグラハト駅から歩いて運河沿いを目指す二人。背筋がスッと伸びたクールなシルエットだけれど、歩幅を合わせて歩くお互いを想う温かさが感じられた。
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オランダ発アパレルブランド「Scotch&Soda」のBORN TO LOVE COLLECTIONを着てキャナルパレードに参加する二人。意味は「あなたを愛するために生まれてきた」。愛を表現することは大切だと思い知らされる。
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二人の後ろ姿に惹かれて、つい見続けてしまった。人と違う自分を楽しむ、そんなパワフルな精神性を背中で語られた気持ちにならない?
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大胆なカッティングがセクシーなノースリーブと高いフェードスキンの二人は、日本人にも馴染みのある後ろ姿。「自分のすることを愛して」というメッセージ、深い。
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こちらのお二人も、日本でも流行中のスキンフェードがいい感じ。手を繋ぐのか繋がないのか、指を当て合いっこしながら歩いていた。
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最後はどうしても載せたかった、マッチョのお兄さんがサップをする後ろ姿。こんな光景が日常に溢れているのは、運河が扇状に張り巡らされたように流れるアムステルダムならでは。
ーー紹介してきた写真に映る二人の関係性が恋人同士か否か、それは誰にも分からない。だけれども、このような光景がアムステルダムの日常には溢れている。
2001年に同性婚が合法化したオランダでは、自分が愛する人に好きなとき、好きな場所で触れることができる。愛を表現することができる。
日本では届きそうでいつまでも手に届かなさそうな、幸せな光景があったーー。
■アムステルダムって、どこ? #02
取材・文/芳賀たかし
写真/EISUKE
協力/駐日オランダ王国大使館、ダッチ・カルチャー
記事制作/newTOKYO
※本取材は駐日オランダ王国大使館が実施するビジタープログラムの一環として行いました。