
サウナブームの中で3月1日から販売が始まった、サウナ専用断熱ギア 「たまも~る」 が、発売後SNSで大きな話題を呼んでいる。精巣(いわゆる“タマ”)に直接熱が伝わるのを抑えることを目的とした本製品は、見た目や用途から賛否両論を巻き起こしており、サウナコミュニティでも話題の的になっている。
「たまも~る」は福岡の株式会社こせひらが開発したサウナギアで、シリコーン素材の断熱構造によってサウナ室内でも精巣の温度上昇を抑えることを狙ったアイテムで、医師・専門家監修のエビデンスに基づいた設計になっているそうだ。
価格は2,980円(税込)〜と比較的手に取りやすい設定で、カラーは全8色展開。サウナ愛好者の間では「ある意味画期的」「ヘルスケア視点が面白い」といった声がある一方で、「サウナ文化にそぐわない」「共有空間で使いにくい」といった意見もSNS上で散見されている。
なお、販売開始から初期ロットはほぼ売り切れる人気となり、3月末ごろに第二次生産分の販売が予定されているという。

■衛生面の声を受けて商標を無料開放へ
発売後の反応の中で浮上したのが、サウナ施設での置き場所や衛生面の扱いに関する懸念だ。共用棚やサウナ内での保管方法について「不快」「マナーに欠ける」といった注意点も指摘された。そんな中でメーカー側は、従来の専売主義的な姿勢から一転し、「たまも~る」の名称・ロゴの商標を無料開放することを発表した。
これは、サウナ用品や周辺グッズの容器・ホルダー・ケースといった関連製品を開発する企業や個人が、承認を得れば無料で商標を使用できる取り組みだ。無料開放の背景には、「マナー向上」や「衛生的な収納・設置環境の整備」を促し、サウナ施設に自然と馴染む形で「たまも~る」を使えるようにしたいという狙いがあるという。
会社側は、衛生面や見た目の配慮を重視しつつ、より豊かな周辺グッズが生まれることで「たまも~る」がサウナ文化の中で当たり前になる未来を目指しているとコメントしている。

■さぁ!たまも~る、サウナ界の定番になるか?
もともと「たまも~る」は、熱に弱い精巣に着目し、不妊や男性ヘルスケアの視点から開発された製品だ。サウナは多くの人にとってリラックスや健康のための習慣になっているが、身体構造との関係で熱が与える影響を懸念する声もある。こうした健康的配慮を日常的なケアとして取り入れるべきだという意見がある一方で、文化的・慣習的な面を重視する層との間で議論が生まれている。
サウナコミュニティでの反応は賛否両論だが、商標開放によって多様な関連グッズが生まれる可能性は高まった。今後、たまも~るがサウナ室で当たり前のように見かけるアイテムになるのか、あるいは一過性の話題で終わるのか……そんな問いを投げかけるプロダクトになりそうだ。
■たまも〜る/株式会社こせひら
https://tamamall.co.jp
記事制作/newTOKYO









