ーー2023年には出演者が銃殺されるという悲劇も。トランスジェンダー女性たちの心の叫びに迫るドキュメンタリー。
アトランタとニューヨークでセックスワーカーとして働く4人の黒人トランスジェンダー女性たちの毒と怒りに満ちた心の叫びに迫った傑作ドキュメンタリー『ココモ・シティ』。根強く残る差別と偏見の中で明るく赤裸々にインタビューに応じる姿を、鮮烈なモノクロ映像とスタイリッシュな音楽で描き出す。
本作が監督デビューとなった音楽プロデューサー、D・スミスは、2014年に自身のセクシュアリティについてカミングアウトし、音楽業界から事実上追放された経験を持つ。その後、アメリカのリアリティショー「LOVE&Hip-Hop Atlanta」（2016）に出演し、トランスジェンダーとして生きる苦悩を、自らの経験談と共に世界に発信した。
ーー2023年のサンダンス映画祭 NEXT 部門観客賞、ベルリン国際映画祭「パノラマ部門」観客賞、シカゴ映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー映画賞など多数の映画賞を受賞した本作。
なお、作中に登場するココ・ダ・ドール(本名ラシーダ・ウィリアムズ)は、2023年に銃殺されるという悲劇に見舞われ、セックスワーカーという仕事の危険性も改めて強く訴えた作品だ。
映画『ココモ・シティ』｜セックスワーカーとして働く4 人の黒人トランスジェンダー女性たちのドキュメンタリー【7/23（木）よりJAIHO独占配信中】
■ココモ・シティ
https://www.jaiho.jp/video/detail/P8EXYI/UYFXUO/
7月 23 日(木)より、JAIHOにて日本初独占配信中
監督:D・スミス 出演/:ココ・ダ・ドール(ラシーダ・ウィリアムズ)/ 2023 年/アメリカ/73 分/音声:英語/字幕:日本語
＊18才未満の未成年者の視聴は推奨致しません。
記事制作／newTOKYO
