知ろう、このタイミングに。世界エイズデーに合わせた26のイベントが開催「TOKYO AIDS WEEKS 2021」が11月20日よりスタート!

世界エイズデーである12月1日(水)に合わせて、今年もオンラインを中心に開催が決定している「TOKYO AIDS WEEKS 2021」。
全国に新しいつながりを生み出すための試みでもある本イベントでは11月20日(土)~12月18日(土)までの期間、計26ものイベントを開催しHIV/AIDSのリアリティを発信していく。
※イベント数は11月18日現在の企画数です。変更になる場合がございます。

ーーエンタテイメントを通して知識を深めるイベント多数!トークや映画で、HIV/AIDSを“ジブンゴト”として考える

「HIV/AIDS」の知識を身につけるイベント、そう聞くとなんだか少しだけ堅苦しいイメージを持ってしまったり、身構えてしまったりするかもしれないけれど、各イベント内容の一覧にサッと目を通してもらいたい。

ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんによるHIV陽性者の手記リーディングをはじめ、ハード系ポルノ俳優・YOSHI KAWASAKIさんとPrEP処方医のトーク、ゲイの老後を考えるディスカッションのほか、HIV/AIDSを題材とした映画の公開など、各分野で活躍される方たちの出演はもちろん一般参加型まで、幅広いイベントがラインナップしている。

「いや、でも26のイベントを観るなんて時間もないし……当事者性が薄いものもあるし」…そんな風に全てを見て理解しようとする姿勢はとても大切なことだけど、何もそうしないと単位を落としてしまうなんていう大学のような制度はない。

興味が向くイベントを電車移動中あるいはこたつに入りながらゴロゴロ眺めるなど、オンラインイベントならではの自由度を思う存分生かしながら楽しんでみるのはどうだろう。それに、オンライン配信なので、時間が経ってからアーカーイブをチェックすることも可能。

ちなみに例えば私だったら、HIV陽性であることを公表しているノンバイナリーの中里虎鉄さんが出演する「トランスジェンダーと性の健康」をラジオ感覚で聴きながら、のんびり仕事をするのもいいなと思うし、ハード系男優のYOSHI KAWASAKIさんがセックスしている以外の動画を見たことがないから、「PrEPの処方医、ハード系男優と語る。 ~自分でできる新たな予防法「PrEP」」でどんな話をするのか、とても興味がある。

HIV/AIDSを主体として取り上げるイベントから選ぶとするならば「マンガ『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』発売記念 ~AIDS/HIVをめぐる40年~」も、つい最近、サルでの実験においてHIVを体内から完全に排除するワクチンが開発されたというニュースがあっただけに、復習も兼ねてもう一度歴史を辿るのにはぴったりだ。

こんな風に、自分の興味のアンテナが向いたイベントを気軽にチラッと覗いてみるだけでも有益な情報を得られるし、何より案外最後まで観てしまうなんてこともある。

新型コロナウイルス感染症の影響で保健所による匿名・無料のHIV検査が半減するなか、自身の健康を見つめ直し、検査に行くことの大切さ、そしてHIV/AIDSの最新の知識やリアルを一人でも多くの人に感じてほしい。事前申し込み制のイベントもあるので、気になるイベントは公式サイトよりチェックしてみて。
ちなみに、クラブイベントも開催されるので、仲間と一緒に楽しんで考えることももちろんOK!!

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◆ TOKYO AIDS WEEKS 2021
12月1日の世界エイズデーの前後に様々なNGOやグループと連携しながら、HIV/AIDSにまつわる最新知識やリアルな声を届けるイベント週間。
https://aidsweeks.tokyo/
Twitter@TokyoAIDSWeeks

画像提供/TOKYO AIDS WEEKS 2021 事務局
記事制作/芳賀たかし(newTOKYO)

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