外見だけキレイを装う女子力高めの貴女に送るお好みの塩顔! 知ってほしいアイドル・吉本くんの素顔と「違和感」な中毒性!

幼少期からピアノに慣れ親しみ大学では映像を専攻、一度聴いたら自然と口ずさんでしまうポップなメロディと一癖あるMVで独特の世界観を見せてくれるのはアイドル・吉本くん。
1月16日から放送開始された東京MXの番組「自分らしく生きるプロジェクト」テーマ曲も担当し、独自のセンスが面白い。今回は新曲「ヘルシーババアの朝食」を軸に、彼だからこそ生みだせる作品のバックグラウンドを知るべくお話を伺いました。

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――音楽にハマり出した最初のきっかけを教えてください。

この世に「音楽というエンターテイメント」があると気づかされたのは、中学3年生の頃、「レーザービーム」をTVで披露している「Perfume」さんを目にした時です。

彼女たちのことを色々調べていくうちに、音楽はもちろん最新技術を駆使した総合芸術のようなパフォーマンスの虜になっていきました。それからCDレンタルショップでランキング上位の作品を片っ端から借りて聴くようになり、音楽にハマっていきました。

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――聴き手から作り手になりたいと思ったのはなぜですか?

小さい時から嫌々ですけどピアノは習っていたこともあって、次第に何かをクリエイトする側の人間になりたいなと思うようになりました。この思いを実行することができたのは「Perfume」さんの存在もあるんですけど、超歌手の大森靖子さんの言葉に大きく影響を受けています。

それまでは音楽の世界に足を踏み入れるにはクオリティの高いビジュアルと技術が必要だと思い込んでいたんですが、「ライブなんてギターを練習する場所」「ブサイクだと音楽しちゃいけないと思っていたけど、全然できるから平気」といった大森さんの言葉の数々がハードルを大きく下げてくれました(笑)。それで「自分でもできるかも?」と挑戦してみることにしたんです。

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――曲を作る上で意識していることやこだわり、発想は何でしょうか?

以前は好きなアーティストの新曲が出たら家の落ち着ける空間でヘッドフォンをして聴くみたいなことをしていましたが、最近は、移動しながらさらっと聴くことがほとんど。僕自身がそうであるように、聴いてくれる人の普段の生活の中に寄り添った音楽が作れればと思っています。

また単純に自分自身が似たような音楽は作りたくないという意識があります。僕はものづくりにおいて、パッションというよりもパズルのように一つひとつの要素を組み合わせて作詞作曲することがほとんど。なので、メロディが下りてくるということは全くないんです(笑)。

ただ一つ軸となるようなアイデアさえ出れば、どんな雰囲気のものでも割と作れる気がするし、パズルのように組み立てていく方が面白い。アーティストとしての音楽性という点で言うと誰がどんなものを作ったとしても、何かしらその人らしさのようなものは滲み出ると思っているのでどんなジャンルにトライしても大丈夫だと思っています。

まぁ肝心な軸になるアイデアは作ろうと思わないと浮かばないのですが(笑)。6畳半の部屋を一人でぐるぐるしながら小言をつぶやいて構成を考えたり、友達との会話の中でポロっと出てきた面白いワードから着想を得て、制作をすることもしばしば。

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――新曲「ヘルシーババアの朝食」に込めたメッセージを教えてください。

僕の中でヘルシーババアというのはオーガニック素材などにこだわった食生活を始めとした、「人の目に触れる生活の部分のみを綺麗に装う人」というイメージ。こういう人たちって、そういった界隈から一歩離れた周りからは馬鹿にされがち。

それを踏まえた上で、でも形から質の高い者から入って装うことって強い心がないと実行することが出来ないし、本来見習うべき精神力なのでは…と思って歌詞に起こしてみました。

ただ僕も「ヘルシーババア」のような人たちを100%肯定できる側の人間じゃないので、あえて「ババア」という言葉を取り入れて毒っぽいエッセンスをまとわせていますね(笑)。

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――ミュージック・ビデオの斬新なコンセプトは何なのでしょうか?

街全体を部屋に見立てて、どんなに他人の目があろうと食事もシャワーもゲームも自分らしく気にせず楽しめているヘルシーババアの描写を多く取りいれ、彼女の精神的な強さを視覚的に感じてもらえるよう意識しました。

トランクスにパジャマといったラフな衣装については単純に可愛いから(笑)。あと男性アイドルの衣装って制服、軍服、スーツをアレンジしたようなものと私服風の4パターンに限定されることが多いのですが、その枠に収まりたくはないという気持ちもありました。分かりやすく自分らしさみたいなものを表現するにはどうすれば良いか考えた時に、トランクスは男性的だけど、半ズボンよりは丈が短くフェミニンな印象を与えるし、僕が映像作品の制作において大切にしている「違和感」が生まれると思いこのスタイルが確立されました。

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――アイドル宣言!吉本くんの今後の目標を教えてください。

頭の中にあるイメージを目に見える形に落とし込んで届けるということがすごく苦手です。そういった点はクリエイターとの繋がりやコミュニケーションを広げて、自分が思い描いた作品をより忠実に再現できたらいいなと思っています。

そしてアイドルとしては、日本の老若男女が観るであろう紅白出場が目標!とは言っても、そのゴールまでにやらなければいけないことはたくさん…。まずは、新曲リリースを定期的に行っていき、ライブ、テレビ、YouTubeなど活動の場所を問わず少しでも多くの人に知ってもらう機会を増やしていけたらと思っています。

「かわいいは作れなくてもブサイクはかくせる」そんな自分らしい表現と違和感のある世界観の映像を届けていきますので、ぜひ応援よろしくお願いします!!

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アイドル・吉本くん
プロフィル/作詞・作曲を自ら手掛けた楽曲をYouTubeにてMV配信している、自称・王道キラキラ王子様系アイドル。世の中の「当たり前」という概念を独自の視点から見つめ直し紡いだ、ユーモラスで共感度の高い歌詞と軽やかで思わず口ずさんでしまう中毒性のあるメロディでコアな音楽ファンを虜にしている。今年1月から放送がスタートした東京MXの番組「自分らしく生きるプロジェクト」のテーマ曲を担当する他、2月9日(日)には高円寺カナデミアで行われる「アニソンはやめられないっ!vol.10」への出演が決定。

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写真・記事作成/芳賀たかし(newTOKYO編集部)