
インディペンデントのゲイ雑誌「雄マガジン」が、出版予定であることが発表され、現在、投稿者・編集者などを募集中とのこと。
同誌は、男性の身体・記憶・欲望を社会的カテゴリーやアイデンティティの言語から切り離し、より個人的で静かな領域として捉え直すことをテーマに掲げる。
誌面は70年代のゲイ雑誌などから着想を得て、小説や写真、分厚い広告欄といった構成を、密度の高いグラフィックと共に再構成する。かつてのゲイ雑誌にも存在していた「通信欄」を設ける予定だ。「雄通信」と名付け、読者が自身の体験や思いを「手紙」や「告白」として投稿し、匿名のまま掲載される。
こうした通信欄は、インターネット以前、匿名のまま思いを言葉にするための媒体として機能してきた。語られなかった記憶や欲望、孤独な時間の断片が差出人不明の手紙のように紙面に現れ、その往復のなかで孤独の輪郭を少しずつ共有していく文化でもあった。「雄通信」は、そうした言葉をもう一度紙の上に留めようとする試みであるといえる。

雄マガジンは、現在の社交的なゲイ文化から一歩距離を置き、思春期に「気づいてしまった」瞬間の、孤独な性自認と身体の記憶を見つめ直す雑誌です。
名乗る前、語る前。欲望だけが先に存在していた時間。
誰にも共有されず、ひとりで抱えられていた雄の肉体、雄の欲望、雄の本能。全ページを通して、その沈黙の層に、もう一度触れ直します。
◾️雄マガジン/YU MAGAZINE
※下記リンクから通信欄への投稿が可能/18歳未満閲覧禁止/18歳以上対象
https://linktr.ee/info.magazineyu
素材提供/雄マガジン編集部
記事制作/newTOKYO









