立体的で高級感はありながらも、好奇心をくすぐられるデザインが魅力的なボウタイ(蝶ネクタイ)ブランド『BOWTIE BOWYA』(ボウタイボウヤ)をはじめ、boeさんが手掛けたアイテムがラインナップする「atelier boe」が新宿三丁目にオープン。
新宿御苑の新緑を望める隠れ家のようなショップには、門出にそっと寄り添ってくれるアイテムはもちろん、デイリー使いできるカジュアルなデザインのものまで。今回は、リアルショップをオープンした理由やブランドを通して叶えたい夢などを伺った。
特別な日にも、なんてことのない毎日にも。装いに“自分”をプラスワンしてくれる「atelier boe」のアイテム!
ーーBOWTIE BOWYAを立ち上げたきっかけを教えてください。
大学生の時、舞台衣装製作をお手伝いしていたのですが、色々な方が携わる現場で“まずは名前を覚えてもらわないと!”と、自作の蝶ネクタイをつけて足を運ぶことを重ねるうちに、次第に「私のも作って欲しい」とお声がけしていただくことが増えていって。
それをきっかけに一からボウタイの基礎をを学び、立体的なシルエットが映える手結びのボウタイが特徴の『BOWTIE BOWYA』を立ち上げました。
ーーリアルショップ「atelier boe」をオープンして、新たに気持ちの変化はありましたか?
年間パスポートを購入するほど大好きな新宿御苑からほど近く、大きな窓からは緑がのぞく環境の中、ウェディングやお食事会、大切な人へのギフトなど、様々な目的を持って足を運んでくださったお客様とお話しながら商品を選んでいただけるのは嬉しいですし、より創作意欲や新しいことへのチャレンジする気持ちみたいなものも強くなったと思います。
今までポップアップストアという形で各地のお客様と会う機会は大切にしてきましたがコロナ禍の影響下もあり、そういったお話も極端に少なくなった矢先、大学生時代から通っていたこのビルに空きが出たというご連絡をいただけて本当にラッキーでした。
ーー「atelier boe」を通して、叶えたい夢や目標などはありますか?
もし、日本でも性別関係なく愛する人との結婚が出来るようになった時は、より多くの方が結婚式という素晴らしい門出の日を迎える社会になると思うので、そのような日に『BOWTIE BOWYA』、ウェディングウェアを取り扱う『kiita』のアイテムを選んでもらえたら、幸せですね。
以前、国際結婚式に招待してくれた友人と新郎が揃って、『BOWTIE BOWYA』のボウタイを身につけてくれたのですが、その姿を目の当たりにした時、今までにないぐらい感動したんです。いつかまた、そのような日が来ることを願いながら、ブランドアイテムの製作を続けていけたらと思っています。
◆atelier boe
「大人が楽しめる」をコンセプトに、ボウタイブランド『BOWTIE BOWYA』やハンドメイドコスチュームブランド『kiita』を展開。ブランドの世界観で統一された店内には、boeさんがセレクトしたクラフト感あふれるアイテムが並ぶ。
住所/東京都新宿区新宿3-1-32 新宿ビル3号館5F
営業日/不定期(随時、SNSよりご確認ください)
Instagram@atelierboe
Instagram@bowtiebowya
写真・取材/芳賀たかし
記事制作/newTOKYO