マイノリティに対する社会的不公平やタブーを正常化し、現状に対する解毒剤としてユニークなトーン・オブ・ボイスを確立。多様性とアイデンティティを賞賛し、すべてのLGBTQ+を支援するプライドマンスに合わせた「プライドカプセルコレクション」を2019年よりスタートさせ、様々なメッセージを発信してきたDIESEL。
そんなDIESELによる今年のプライドカプセルコレクションが今回、お目見え。
なんと!!レインボーカラーを主軸にしたものではなく、クールでシックな印象が際立つ、トム・オブ・フィンランド財団とのコラボレーションとして登場!! 待ってました〜と言いたいくらいの驚きと抜群のデザインセンスで、ファッションを通して、LGBTQ+の可視化ができるシリーズとなっている。
このコレクションはトム・オブ・フィンランド財団のエロティックでLGBTQIA+なアートコレクションを探求し描写しているのが特徴で、より深い社会的なつながりを示している。
トム・オブ・フィンランド財団の作品がプリントやグラフィックモチーフとして再解釈され、シルビア・プラダ、フロリアン・ヘッツ、パランカ、 ピーター・ベルリン、 マイケル・カーワン、タンク、ヘザー・ベンジャミンといった7人のクリエイターの作品がフィーチャー。
また、ビジュアル写真はギリシャ人フォトグラファー、スピロス・レントが撮り下ろし、わずか70年前まで迫害されていたドイツ・ベルリンのクィア・シーンを映し出しているという。
シルビア・プラダのボーリングカラーシャツには、裸の男性のコラージュがデジタルプリント。
ダークブラウンのパーカーには腕を固く組んだフロリアン・ヘッツの写真、Tシャツにはピーター・ベルリンの写真を使用。
ショートパンツ、スウェットパンツ、タンクトップには、クィアネスとセクシュアリティに対する寛さを称賛し促進するためにアートが描かれている。
今回のプライドコレクションはこれまでに比べアイテムの幅も広がり、ジェンダーレスなデニムアイテムやアンダーウェアも登場。
デニムアイテムはすべてライトホワイトウオッシュで、トラッカージャケット、パンツ、ショーツがラインナップ。“ALLTOGETHER BY TOM OF FINLAND FOUNDATION AND THE COMMUNITY WITH DIESEL”と書かれたパッチが付加。
アンダーウェアはディーゼルのロゴとTom of Finlandの手書きのサインを融合したデザイン仕上げ。また、マイケル・カーワンのイラストとピーター・ベルリンのドローイングを使用したキャンバストートもリリース。
■DIESEL /プライド2022カプセルコレクション
公式オンラインストアにて販売中、直営店舗では6月上旬より発売予定
https://www.diesel.co.jp/ja/unisex/pride/
記事制作/newTOKYO