【好評につき上映延長】冴えない主婦×売れない女優のダンスペアが常識を超えて頂点を目指す!映画「レディ・トゥ・レディ」公開中!

1996年1月に公開され大ヒットした『Shall we ダンス?』は、日本中に社交ダンスブームを巻き起こした。それから、およそ25年。社交ダンスブーム再来を予感させる映画『レディ・トゥ・レディ』が好評につき上演延長公開!

日々の生活に疲れきった冴えない主婦、鈴木真子(大塚千弘)とその同級生で売れない女優、城島一華(内田茲)は、あることがきっかけで“女性カップル”という前代未聞の形で競技ダンス大会に出場することに。「男性が女性をリードする」。そんな常識や性差といった立ちはだかる壁を前に二人の新たな挑戦が今、幕を開ける――

――「私たち、大会に出るんだからっ!」そんな一言から始まった一華と真子の優勝へ向けた猛特訓の日々がスタート!

高校生時代、競技ダンスで脚光を浴びた鈴木真子と城島一華。それから数十年経過し、二人はそれぞれ生活に追われる主婦と売れない独身女優として、人生の崖っぷちに立たされていた。ある日、一華は女優としてメディアへの露出を増やすべく、たまたま同窓会で再開した真子を中学以来ぶりにパートナーとして迎え、「芸能人社交ダンス選手権」に出場することを決意。

理屈っぽい番組プロデューサーや空気の読めない若手デイレクター、学生時代から二人をライバル視する同級生など、クセ者たちに振り回される中でコーチ・木村(木下ほうか)に師事を仰ぐものの、学生時代の肉体のキレはすっかり衰えてしまっていた。家庭、仕事、パートナーとの衝突、ルール、性差…あらゆる問題を乗り越え、二人は“優勝”の二文字を手にすることができるのか。

――「男性がリードし、女性がフォローする」揺るぐことのない絶対的なルールが目の前にあるからこそ、彼女たちの絆を強くしていく。

競技ダンスは“男性と女性がペアとなって、二人で踊ること”がルール。そんな中、女性同士のカップルとして大会優勝を目指す一華と真子であったが、「ルールに反している」「リードとフォローが変わるのは前代未聞」ということを理由に、採点不可を言い渡されてしまうの。(予告編でしっかりとそのシーンがあるから、ネタバレではないわよ)。

最初は一華の「女優として成功したい!」という一方的な気持ちからスタートしたチャレンジだったかもしれないけれど、お互いに主婦、女優という立場を尊重し、練習を積み重ねてきた二人。幼馴染同士ならではの軽快な掛け合いに大笑いし、時に泣き…すっかり一華・真子ペアのファンになっていた私も「なんでなの!?」と心の中で叫んだわ。

とはいえ、ルールはルール。その言い分が100%分からないということもない。だって前代未聞なんですもの。別に二人のスタイルを否定しているわけではなくて、あくまで採点基準が追いついていないだけ…そう心では分かっているのだけど、伝統やルールなんていうのがもう少し時代に合わせて柔軟に変わっていけば良いなぁなんて思っちゃった。

今作では競技ダンスを主軸としながら、伝統的なルールや性別による先入観(女性同士のペアだからレズビアン、と噂されるとかね)をトピックとしてふんだんに取り入れているから、newTOKYO読者の方たちも共感・再考させられるセリフやシーンがたくさんあるはず! これも年齢、性別、社会的立場が異なる人物が登場するストーリー展開ならではねぇ♪

笑って泣ける、興奮しっぱなしのダンス・エンターテイメント『レディ・トゥ・レディ』。初めて家庭のためではない自分のために時間を生きる事になった真子と、傷だらけの女優生命を懸けた一華の息の合った心揺さぶるダンスはもちろん、軽快なセリフの掛け合いもとっても気持ち良い! 上映スタート日は全国各地で大きく異なるから、詳しくは公式サイトをチェックしてみて♡

■ 映画:レディ・トゥ・レディ
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開中
配給・宣伝:トラヴィス
製作:イングス
■ 公式サイト
■ Twitter@ladytoladymovie

記事制作/芳賀たかし(newTOKYO)
©︎2020 イングス

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