一生に一度も使わないGAY会話32/プライドは年中無休!生みの親より命が洗濯される “Mother” の神ステージ

部署異動により英会話能力の向上を余儀なくされた30代スーツリーマンのゲイ、ジョー。「英語への苦手意識を無くす」という目標を掲げ、アメリカへの留学経験があるドラァグクイーンのニュー子を頼ったものの、教えてくれるのは全く使う機会が無い英文ばかり!

さらにはインバウンド需要を見据えた友人でゲイバーのママであるツバサも加わり、月に一回の英会話教室は、たちまち井戸端会議状態に…。

第32回目は、僕たちの”プライド”を育む”mother”ってどういうこと!? 生きた英語?を学んでいこう!

ーー夜のクラブ(プライドマンスの熱気で爆音、ドラァグクイーンのショー中)

キャーーーッ!ちょっと見て、今日のあのクイーンの衣装とメイク、ヤバすぎない!?♡

それよ、それこそが “Mother” ね。実の母親って意味じゃなくて、「最高、神、カリスマ」っていう、クィアコミュニティ最高峰の褒め言葉よ。

えっ、お母さんってこと? 髭生えてるし、俺より年下に見えるけど……。

年齢や性別なんて関係ないの。圧倒的なオーラで私たちをひれ伏させた時点で、全員彼女の「子供」になるのよ。

あ〜、分かるわ! 生みの親より、今日のあのステージの方が命の洗濯になってるもの!

【今月の一生に一度も使わない例文】
Look at her outfit tonight. He is not my parent, but she is literally mother.(「今夜の彼女の服装を見てよ。私の親じゃないけれど、文字通り『マザー(神)』だわ。」)

実の親じゃない人に「お母さん!」って叫ぶ文化、激アツだな……。

今夜はみんなでマザーの母乳(※シャンパン)を浴びるわよ!

育ての親への感謝を、このフロアで爆発させなさい♥!

松本ゆうすの連載GAY会話の15回目

ジョー(T179 W85 35yo)
ゲイの鑑と言わんばかりな褐色肌の短髪黒髪ヒゲリーマン。本格的に英語必須なポジションに異動が決まり、本腰に。やめては入会を繰り返していた英会話教室に再び通い始め、ニュー子からもGAY会話を通して英語を学び始めることに。平日はスーツ勤務、休日は万年タンクトップ。

ツバサ(T170 W55 28yo)
新宿二丁目でゲイバーを営むやり手のママ。一見、物腰が柔らかそうな色白今風ノンケだがその実、常連には少々アタリがキツい。元々、大学では英語を専攻。外国人の来店者も見据えて更なる英語力向上を目指し、ジョーとともにニュー子から生きた英語を学ぶことに。

ニュートーキョーコ・トーキョー(通称:ニュー子)(T195 Wヒミツ♡)
学生時代、LGBTQ+への理解が進むカリフォルニア州に留学経験あり。帰国後にドラァグクイーンとして活動をスタート。性別や年齢、国籍などを問わず誰に対しても大らかで、来るもの拒まず、去るもの追わずなスタンス。年齢不詳で素顔も謎だが、普段は英語講師をしているというウワサも…。

イラスト/松本ゆうす
英文監修/Honoka Yamasaki
企画・制作/newTOKYO

玄太はオレが好き/其の十:オレが大事…なのか?

■漫画:玄太はオレが好き其の十:オレが大事…なのか?作:野原くろ Twitter@nohara96

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