ほっこり。様々なアイノカタチに寄り添う「ふうふ箸」という橋渡し。

11月22日の「いいふうふの日」に、創業100年の箸メーカー・株式会社マツ勘から、ジェンダーレスなお箸『ふうふ箸』が登場した。このお箸は、結婚祝いの定番アイテムとされる「夫婦箸」の黒と赤、長短セットといった外見上の固定観念を取り払い、長さも太さも色も同じ仕様となっている。

ーーお客さまからの声をきっかけに、当社の「夫婦箸」は男性向け・女性向けとして、こちらが一方的に設定した色や長さが異なるデザインしか選択肢がないということに気付かされました。「人の多様性と同様に物の多様性を大切にする」という当社の理念について、もう一度掘り起こしを行い、個人の選択の自由だけでなく、夫婦の在り方も、男女だけでは無く、多様性が大切にされる社会になっていって欲しいことから、「自分らしく生きる様々なカップルへの贈り物」を作りたいと決意しました。

ーー夫婦箸(めおとばし)から『ふうふ箸』へ。
誰の手にも馴染みやすく、様々なカップルに贈りやすいデザインを採択。

色は、赤でも黒でもなく、平等のシンボルカラーとして白を採用。伝統技法の「堆朱(ついしゅ)」と呼ばれる技法を用いて、箸職人が一つひとつ手作業で何度も塗り重ね、表面を研ぎ中層の模様を出すことで、同じ模様のものはふたつとしてない、世界に一つだけのデザインを実現した。幸せの白色を重ねたお箸で、同じ時を重ねていってほしい、そんな思いが込められているという。

なお、コンセプトムービーでは、アンバサダーを務めるインフルエンサーのAlanさん&Kenさんと、動画クリエイターのれーやんさん&Uさん(エルビアンTV)の2組のカップルが、食卓を囲みながら思い出話に花を咲かせる様子を映し出している。

ふたりだから嬉しかったことや楽しかったこと、逆にふたりだからこそ不安だったことや悩んだことなど…さまざまな出来事を乗り越えたふたりの幸せが続くことを願って『ふうふ箸』が贈られ、見た人すべてが思わず微笑えんでしまうような、幸せ感溢れるほっこりな仕上がりとなっている。

株式会社マツ勘では、自分らしく生きる様々なカップルに向けた夫婦ギフト市場の多様化を目指し、男女のために作られた商品が多様性のあるものに変わることができないか?という思いから、『ふうふギフトプロジェクト』の活動もスタートさせる。

日本各地でパートナーシップ制度が導入されるようになり、“ふうふの届け出”が広がりを見せる今、幸せを届けるお祝いギフトにも変化のときがきているようだ。

■ふうふ箸/株式会社マツ勘
税込11000円/特設サイトより購入可能
>特設サイト(ふうふ箸)
>公式サイト(箸蔵まつかん)

記事制作/newTOKYO