“人生の選択に正解はない”。なんてことをたま~に見聞きするけれど、自分の選択が100%合っている、と胸を張って言える人は…そうそういないはず。ただ、正解・不正解は置いといて、今を楽しんで生きている人ってやっぱり素敵!「ジブンヒストリー」は、そんなエネルギッシュに生きる彼らの日常や歴史にフォーカスして、自分らしく生きるヒントを見つける企画♪
今回はゴーゴーボーイとして全国のクラブイベントに引っ張りだこのTASUKUさんのジブンヒストリー。忙しなく過ぎる毎日だけどちょっと立ち止まり、彼の生き方を通して“これまでのジブン”を整理すれば、ワクワクするような“これからのジブン”像に出会えるかも。
――大阪で生まれたTASUKUさん。ゲイであることを母に伝えると…。
出身地は大阪府。一歩玄関の外へ出ると大自然が広がっている街で育ちました。友達と遊ぶ時なんかも、ほとんど外で過ごす活発な男の子だったと思います。今振り返ってみると、物心ついた時から男の子に目が惹かれていた記憶はあって。ただ、高校を卒業するまでは、そのことを人に話すことはしませんでしたね。
…それから、専門学校へ入学する直前に自分がゲイであることを母に話したのですが、「バイなのかと思っていた」と、斜め上をいく返事が返ってきました(笑)。
――「楽しい!」と思える空間作りに真摯に向き合うTASUKUさんの夢。
ゴーゴーボーイとしてステージに立つようになったのは、ある人からお誘いを受けたことが始まり。元々、ステージに立つ仕事は経験してきたので抵抗感なくお受けしたのですが、いざステージに立ってみると思ったように動けない自分がいて。
それ以来、先輩たちの動きや身体を観察してモチベーションを上げ、次に繋がる努力を怠らないようにしています。もちろん、一つひとつのステージの重み、お客さんに楽しんでもらえるパフォーマンスなど、全ての人への感謝の気持ちも忘れずに。
憧れのゴーゴーボーイの先輩方は、年齢や既存の“ゴーゴーボーイ”という概念を良い意味で塗り替えてくれる方ばかり。彼らのような存在になれるよう努力を積み重ねていき、いつかはイベントを主催してステージという形で恩返しができたらと思っています。
■ プロフィール
名前:TASUKU/年齢:25歳/誕生日:7月5日/職業:美容系/身長:165cm/体重:74kg/出身地:大阪府/最近ハマっていること:ヴィジュアル系バンドのライブに参戦すること/好きな食べ物:スイーツ/好きな場所:温泉/一度は訪れたい場所:モルディブ
■ Twitter@tasuku_75
■ Instagram@tasuku_75
企画・取材・撮影/天野ヒカリ
編集/芳賀たかし
記事制作/newTOKYO