一生に一度も使わないGAY会話27/冬限定?“cuffing season”な恋の季節。

部署異動により英会話能力の向上を余儀なくされた30代スーツリーマンのゲイ、ジョー。「英語への苦手意識を無くす」という目標を掲げ、アメリカへの留学経験があるドラァグクイーンのニュー子を頼ったものの、教えてくれるのは全く使う機会が無い英文ばかり!

さらにはインバウンド需要を見据えた友人でゲイバーのママであるツバサも加わり、月に一回の英会話教室は、たちまち井戸端会議状態に…。

第27回目はちょっぴり肌寒いこの季節をテーマにしたキーワード“cuffing season”で、生きた英語?を学んでいこう!

ーー冬の夜、ツバサの店にて。

ねぇ聞いてよ~! 最近うちの常連で、毎年冬だけ現れる外国人がいるの。昨日も来て「You’re my winter boo」って言われちゃって♡

“winter boo”…? 冬限定の恋人ってやつか?

ふふ、それまさに“cuffing season”ね。寒い時期を一人で過ごさないように、誰か(=winter boo)を捕まえたくなる。つまり、誰かと“手錠(cuff)”でつながりたくなる季節の恋を指すの。

あらやだ~、ワタシまんまと捕まっちゃってるってわけ?

いつものことだろ。春になったらまた解放されるんじゃないか?

まぁ、“seasonal relationship”ってやつね。冬が終わると、自然と解散~。

【今月の一生に一度も使わない例文】
It’s cuffing season and I’m still single… again.

直訳すると「カフの季節なのに、また独り身」か…。

あらあら、あなたの場合は恒例行事って感じかしらね♡

ちょっと! ワタシは違うのよ! 今回こそ“winter boo”から“life partner”に昇格する予定なんだから!

そのセリフ、去年も聞いたな…。

まぁまぁ、恋も英語も復習が大事ってことで♡

松本ゆうすの連載GAY会話の15回目

ジョー(T179 W85 35yo)
ゲイの鑑と言わんばかりな褐色肌の短髪黒髪ヒゲリーマン。本格的に英語必須なポジションに異動が決まり、本腰に。やめては入会を繰り返していた英会話教室に再び通い始め、ニュー子からもGAY会話を通して英語を学び始めることに。平日はスーツ勤務、休日は万年タンクトップ。

ツバサ(T170 W55 28yo)
新宿二丁目でゲイバーを営むやり手のママ。一見、物腰が柔らかそうな色白今風ノンケだがその実、常連には少々アタリがキツい。元々、大学では英語を専攻。外国人の来店者も見据えて更なる英語力向上を目指し、ジョーとともにニュー子から生きた英語を学ぶことに。

ニュートーキョーコ・トーキョー(通称:ニュー子)(T195 Wヒミツ♡)
学生時代、LGBTQ+への理解が進むカリフォルニア州に留学経験あり。帰国後にドラァグクイーンとして活動をスタート。性別や年齢、国籍などを問わず誰に対しても大らかで、来るもの拒まず、去るもの追わずなスタンス。年齢不詳で素顔も謎だが、普段は英語講師をしているというウワサも…。

イラスト/松本ゆうす
英文監修/Honoka Yamasaki
企画・制作/newTOKYO一生に一度も使わないGAY会話25/

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