一生に一度も使わないGAY会話34/アジアの誇りをまとえ!世界へ羽ばたく”Gaysian”宣言

部署異動により英会話能力の向上を余儀なくされた30代スーツリーマンのゲイ、ジョー。「英語への苦手意識を無くす」という目標を掲げ、アメリカへの留学経験があるドラァグクイーンのニュー子を頼ったものの、教えてくれるのは全く使う機会が無い英文ばかり!

さらにはインバウンド需要を見据えた友人でゲイバーのママであるツバサも加わり、月に一回の英会話教室は、たちまち井戸端会議状態に…。

――夏のアジアンフェス(屋台の煙、パクチーの香り)

海外のゲイアプリとかSNSでさ、プロフィールに “Gaysian” って書いてる人よく見かけるんだけど、これってどういう意味?

それは “Gay” と “Asian” を掛け合わせた造語よ。欧米のクィアコミュニティやSNSで、アジア系のゲイが自分たちのアイデンティティやコミュニティを指すときに使う親愛と誇りを込めた言葉ね。

あ〜! 海外のフェスとかクラブイベントでも「Gaysian Night」とかよくやってるわよね。

そうそう。昔はステレオタイプで見られることも多かったけれど、今は「アジア系ならではの美しさや文化」を堂々とアピールするポジティブなパワーワードとして定着しているの。

なるほど! ただのアジア人ゲイってだけじゃなくて、自分たちのカルチャーにプライドを持ってるニュアンスなんだな。

【今月の一生に一度も使わない例文】
I’m not a Super Saiyan, I’m just a fabulous Gaysian.「私はスーパーサイヤ人ではありません。ただのファビュラスなゲイジアン(アジア系ゲイ)です。」

スーパーサイヤ人並みの存在感を放ってるなら、もう地球を守ってくれよ…(泣)

ドラゴンボールを集めるのと、イケメンのゲイジアンを集めるの、どっちが難しいかしら!

と・も・か・く、アジアの美しさと誇りを胸に今日も世界をファビュラスに染め上げていきなさい♥!

松本ゆうすの連載GAY会話の15回目

ジョー(T179 W85 35yo)ゲイの鑑と言わんばかりな褐色肌の短髪黒髪ヒゲリーマン。本格的に英語必須なポジションに異動が決まり、本腰に。やめては入会を繰り返していた英会話教室に再び通い始め、ニュー子からもGAY会話を通して英語を学び始めることに。平日はスーツ勤務、休日は万年タンクトップ。ツバサ(T170 W55 28yo)新宿二丁目でゲイバーを営むやり手のママ。一見、物腰が柔らかそうな色白今風ノンケだがその実、常連には少々アタリがキツい。元々、大学では英語を専攻。外国人の来店者も見据えて更なる英語力向上を目指し、ジョーとともにニュー子から生きた英語を学ぶことに。ニュートーキョーコ・トーキョー(通称:ニュー子)(T195 Wヒミツ♡)学生時代、LGBTQ+への理解が進むカリフォルニア州に留学経験あり。帰国後にドラァグクイーンとして活動をスタート。性別や年齢、国籍などを問わず誰に対しても大らかで、来るもの拒まず、去るもの追わずなスタンス。年齢不詳で素顔も謎だが、普段は英語講師をしているというウワサも…。

イラスト/松本ゆうす
英文監修/Honoka Yamasaki
企画・制作/newTOKYO

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