クィアアーティスト4人による展覧会「Behind the Closet」第2弾が2月9日(金曜)より開催。

「Behind the Closet」のメインビジュアル

2022年10月の初開催から1年4ヶ月ぶりに「Behind the Closet」が開催される。2回目となる今回も、前回好評だった4人のクィアアーティストが再集結。

油彩や日本画、版画、立体、インスタレーション、パフォーマンスとバラエティに富んだ作品に展示が予定されている。多様化するジェンダー、多種多様なアート、多様性の街・新宿。3つの“多様”が交差するとき、あなたの中に新たな価値観が生まれるかも知れない。

【以下、ステートメント】
この場所に作品を展示する私たちは幼少期より自分たちが属するコミュニティにおいて、同性愛者という立場から時に無自覚に、時に自覚させられながらクィアな存在として育ってきました。

異性愛者というマジョリティの立場にある人々と同じように、社会が自らの身体やセクシュアリティをどのように描いているのか、多くの疑問を抱えています。 

しかしほとんどの場合、その様式や表現は大衆の前に登場することはなく、わたしたちが自らの身体やセクシュアリティに関する説明書を手にする機会は少ないのです。

マイノリティを排除するような雰囲気を纏ったコミュニティで、自らの身体、セクシュアリティについて話題にすることさえ勇気が必要なのです。 

隠された情報を手に入れるために、私たちは常に心理的にも肉体的にも多くの痛みや苦痛と向き合いながら自己認識をしていきます。 

今回の展示会でこれらの隠されがちな疑問や存在を表面化させ、 四人四様のクィアな視点から文化、社会、物語を考え、鑑賞者の皆様にも共有させていただきたいと思います。

■Behind the Closet:The Things I Question Myself Every Day
開催日:2024年2月9日(金)〜2月14日(水)
開催時間:12時〜20時 (最終日のみ17時まで)
場所:新宿眼科画廊スペースO(新宿区新宿5-18-11)
出展者:HEY2/ネルソン・ホー/武内雄大/長嶋一孝

記事制作/newTOKYO

一生に一度も使わないGAY会話 Lesson4.catfishを囲む昼下がり

部署異動により英会話能力の向上を余儀なくされた30代スーツリーマンのゲイ、ジョー。「英語への苦手意識を無くす」という目標を掲げ、アメリカへの留学経験があるドラァグクイーンのニュー子を頼ったものの、教えてくれるのは全く使う機会が無い英文ばかり! さらにはインバウンド需要を見据えた友人でゲイバーのママであるツバサも加わり、月に一回の英会話教室は、たちまち井戸端会議状態に…。 第4回目は“cat fis… もっと読む »

続きを読む >