「生でも安全」はウソ!?梅毒・クラミジア・淋病を防ぐ最新の予防薬「DoxyPEP」を、22歳GOGOBOYダイゴと学ぼう!性トーク〜聞きにくいことは小堀先生に聞けばイイ!(Vol.26)

恋愛や性交渉のことはいくらでも友達と話せるけど、プライベートゾーンに関係する話題になると、なかなか腹を割って話せる人って少なくない? MSM(男性間性交渉者)の場合、調べても中々求める答えに辿り着けない…ってこともあるし。

この連載では、プライベートケアクリニック東京 東京院 院長 小堀善友先生監修のもと、人に聞いてもパッと答えが分からないメンズの性のお悩みにフォーカス。
第26 回目はゴーゴーボーイのダイゴさんと一緒に、PrEP だけでは防げない梅毒やクラミジアの予防薬として、海外だけでなく日本でもゲイの間で関心が高まるDoxyPEP(ドキシペップ)について、あれこれチェックしていくよっ!!

ーーPrEP を飲んでいれば全ての性病を防げる? PrEP とDoxyPEP の違いとは?

ダイゴ:先輩から『PrEP を飲んでるから生(コンドームなし)でも全部の性病に対して安全だよ』って聞いたんですけど、それって本当ですか?

小堀先生:それは誤解です。PrEP が予防できるのはHIV だけで、梅毒、クラミジア、淋病などのほかの性感染症を防ぐことはできません。PrEP を始めるとHIV への不安は大きく減りますが、その分ほかの性感染症にかかるリスクは残っています。そのため、PrEP とDoxyPEP の違いを正しく理解し、症状がなくても定期的な性感染症検査を受けることをお勧めしています。

ーーDoxyPEP とは?期待できる効果と予防できる性病

ダイゴ:最近よく耳にする『DoxyPEP(ドキシペップ)』って何ですか? ドキシペップの予防効果って具体的にどんな感じなんですか? ゲイの間で増えている梅毒やクラミジア、淋病にも効果があるんでしょうか…?

小堀先生:DoxyPEP とは、ドキシサイクリンという抗菌薬を性行為の後に服用することで、性感染症を予防する方法です。研究では、DoxyPEP は梅毒やクラミジアに対して高い予防効果があることが確認されています。淋病に対しては、一定の予防効果はありますが、クラミジアほどは高くありません。そのため、「DoxyPEP を飲めばすべての性感染症を防げる」というわけではない点に注意が必要です。

ーー毎日飲むの?行為のあと?正しい飲み方を知りたい!

ダイゴ:DoxyPEP って、PrEP みたいに毎日飲むものなんですか? それとも、コンドームなしで行為をした『あと』に飲むものなんですか?

小堀先生:DoxyPEP は、PrEP のように毎日飲む薬ではありません。一般的には、コンドームなしの性行為など感染リスクがあった後、72 時間以内にドキシサイクリン200mg を1 回服用します。できるだけ早く飲むほど効果が期待できるため、多くのガイドラインでは24 時間以内の服用が望ましいとされています。ただし、すべての人に勧められる方法ではないため、医師と副作用や飲み合わせについて相談しながら使用することが大切です。

■小堀善友 医師/プライベートケアクリニック東京 東京院 院長。2001年、金沢大学医学部卒業。金沢大学泌尿器科、米・イリノイ大学シカゴ校泌尿器科、獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授を経て、2021年より現職。日本泌尿器科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本性機能学会専門医、日本性感染症学会認定医、日本性科学会セックス・セラピスト。著書に『オトコの「性」活習慣病』(中公新書ラクレ)、『妊活カップルのためのオトコ学』(メディカルトリビューン)、『今日の診断指針第8版「男子性発育の異常」』(医学書院)など。

プライベートケアクリニック東京 
(東京院・新宿院・名古屋栄)
性感染症の診療を専門家チームが丁寧に行うクリニック。皆さまを温かくお迎えし、PrEP/PEP/DoxyPEP・性感染症(性病)の適切な診断・治療を行います。男性・女性・LGBTQ+の方・パートナー同士でも受診することが可能です。https://pcct.jp/

記事協力・監修/プライベートケアクリニック東京
記事掲載/newTOKYO

カンヌ2冠&A24配給の話題作!映画『ピリオン』12月4日公開決定。過激で、甘い。“バイクの後部座席”から始まるラブストーリー。

第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀脚本賞とパルムドッグ賞の2冠に輝き、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で年間ベスト・ロマンス賞を受賞した映画『Pillion(原題)』が、邦題『ピリオン』として12月4日(金)より全国公開されることが決定した! 配給はA24が北米配給権を獲得したことでも話題を呼び、全米でもスマッシュヒットを記録。「2020年代を代表するラブストーリー」… もっと読む »

続きを読む >